月岡芳年 「月百姿 弧家月」明治23年【浮世絵】 – 大阪の浮世絵専門店【西天満竹井】
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月岡芳年 「月百姿 弧家月」明治23年【浮世絵】
月岡芳年 「月百姿 弧家月」明治23年【浮世絵】
月岡芳年 「月百姿 弧家月」明治23年【浮世絵】
¥SOLD
【作家】 月岡芳年 Tsukioka Yoshitoshi
【時代】明治22年(1885) 年
【技法】木版
【状態】 刷良、薄い裏打ち
【サイズ】 約249mm × 375mm
【備考・解説】
浅草寺が創建された頃(飛鳥時代)、この周辺一帯は浅茅が原と呼ばれ奥州へ向かう街道ではあるものの、見渡すばかりの荒れ地であったという。異聞一ツ家(ひとつや)伝説。 浅茅ヶ原には野盗がおり、旅人を狙い殺人強盗を繰り返していました。 これを観音様が憐れんで、婆羯羅(ばから)竜王と娑羯羅(さがら)竜王を遣わし老婆と乙女に変身させて野中の一軒家に住ませました。 そして娘を狙って集まってくる泥棒を娘と寝させるようなふりをして寝床に誘い天井から石を落して頭を砕いて次々と殺し、千人にのぼる泥棒を殺害したので浅茅ヶ原には泥棒がいなくなりました。 使命を果たした老婆は倶利伽羅竜王になり、乙女は弁財天女になったと云う観音様の御利益を表した伝説も存在しているようですが、殺害を繰り返す老婆へ娘が説得するも強盗殺人をやめる気配がなく、千人目の殺害を行った際。 それが娘であり、その後老婆は出家した。という話もあります。
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