【備考・解説】
歌川芳虎は 江戸時代末期から明治時代中期にかけて活躍した浮世絵師。 ・歌川国芳の門人 ・本名は永島辰五郎 ・画号は、一猛斎、孟斎、錦朝楼 ・国芳が得意であった武者絵に秀で、役者絵、役者大首絵、美人画、相撲絵、横浜絵、戦争画などにおいても活躍しており、幕末の時期において活動 ・相撲絵は、国芳門人の中で最も多くの作品を残している。 ・安政5年（1858年）に師の国芳より破門を言い渡される。これは芳虎から願い出た。 ・明治元年（1868年）には錦絵師番付で貞秀に次いで第2位 ・芳虎が最も活躍したのは明治維新前後の目新しい風俗を描いた横浜絵や開化絵の分野。作品数も多い。 ・河鍋暁斎の『暁斎画談』外篇・巻之上では、芳虎は歌川芳員の上に乗り掛かって暴れている様子が描かれており、気性の荒い人物だったと伝わる。 浮世絵自体の作品としては珍しい妊娠〜出産前までの解説が書かれた作品です。 父母の恩を知るといった題名もなかなかセンスが有るのではないでしょうか。 【artist】Utagawa Yoshitora 【title】Figure to know the grace of parents 【date】Meiji,1880 【style】woodblock print 【condition】damage 【story】 This work depicts a theme that is unusual for Ukiyo-e. It depicts from pregnancy to prenatal, and it is a work that you can feel the gratitude of your father and mother. If you have any questions, please feel free to contact us Thank you.